法人税の納税義務者について
法人税とは、法人の所得に対して課される税金をいいます。
そこで、法人税では、法人を「内国法人」と「外国法人」とに区分し、更に、「内国法人」を次のように細分していきます。
法人 の区分 |
備 考 |
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普通法人 |
・株式会社、有限会社、合同会社などが該当します。 ・最もオーソドックスな形態であり、医療法人もこれに該当します。 ・原則として、全ての所得に対して法人税が課されます。 |
協同組合等 |
・農業協同組合、信用金庫などが該当します。 ・組織形態は普通法人と相違しますが、法人税においては同列に取り扱われます。 |
人格のない社団等 |
・PTA、同窓会、町内会などが該当します。 ・法律上は法人ではありませんが、収益事業による儲けに対しては普通法人と同様に、法人税が課されます。 ・最近では、マンション管理組合の屋上携帯電話アンテナの設置料収入に係る申告洩れが国税庁から指摘されています。 |
公益法人等 |
・学校法人、宗教法人などが該当します。 ・一般によく言われている通り、収益事業にのみ法人税が課されます。 |
公共法人 |
・地方自治体などが該当します。 ・法人税は課されません |