8.基本合意書とリスクヘッジ
契約の手順 契約当事者双方で、事業承継についての大筋が決まれば、「基本合意書」を取り交わします。 譲渡の時期、金額、決済方法等、事業承継の大きなフレームワークを決めて行きます。 ま...
7.引継ぎのための実務:患者・スタッフ・保険遡及手続・改修工事等
患者の引継ぎ クリニックを事業承継するに当たっての要諦は、患者の引継ぎにあります。 現在加療中の患者であっても、経験上、約70%の患者しか引継ぎはできません。 クリニックの来院患者...
6.税務対策:所得税対策の重要性
個人診療所の場合 個人診療所の場合、事業用資産の譲渡と営業権の発生、の2つに大別されます。 事業用資産については、帳簿価額に近い金額での取引となるため、基本的には課税関係が発生する...
5.クリニックのデューデリジェンス(買収監査)とは!?
一般法人と同様に、クリニックの承継においても、デューデリジェンス(買収監査)は必須となります。 財務的な監査だけでなく、レセプト、労務関係書類にもチェックが及びます。 財務監査 個...
4.クリニックの評価:営業権の評価
営業権の評価方法 基本的な考え方 クリニックを譲渡しようとした時に、一体いくらで売れるのか? という素朴な疑問を抱かれると思われます。 ひと昔前では、医業収入の3か月分、であるとか...
3.第三者への事業承継(M&A)という選択肢を考えてみる!!
「承継クリニック」が求められています 後継者がいない場合であっても、第三者への事業譲渡(M&A)という選択肢を採択することによって、クリニックを存続させることができます。 地域社会...
2.閉院するにもコストがかかる
内装工事の解体撤去費用 テナントを退去する場合、内装設備をスケルトン状態に戻さなくてはなりません。 入居時に差し入れた保証金の返還金を解体撤去費用の一部に充当しますが、クリニックの...
1.事業承継のパターン ~引退を意識したら考えましょう~
クリニックの事業承継の類型 後継者がいる場合も、いない場合も、引継ぎ(廃止や解散)が完了するまでには、想像以上に時間がかかります。 新規開業の場合には、お手伝いする我々のスケジュー...
クリニック事業承継の羅針盤
失敗しないためのクリニック事業承継 内容の紹介 承継(廃業)までの20年~30年もの間、先生のクリニックは地域社会にとってなくてはならない存在になっています。 言うなれば「社会の工...