タイプ別の会社設立:宗教法人
宗教法人とは
宗教法人とは、宗教法人法の規定によって保人格を持った宗教団体のことをいいます。
宗教団体とは、宗教の教養を広め、儀式行事を行い、そして信者を教化育成することを目的とする団体を指し、次の団体をいいます。
- 礼拝の施設を備える神社、仏閣、寺院、教会、修道院その他これらに属する団体
- 上記の団体を包括する教派、宗派、教団、教会、修道会、司教区、その他これらに類する団体
宗教法人設立のメリット
1.公益法人扱いとなり、権利義務関係の主体となることができる。
2.社会への認知度が深まり、財産の管理等が容易になる。
3.公益事業を行うことができる。
幼稚園や保育園、老人福祉施設、墓地霊園が有名となっています。
4.収益事業を行うことができる。
5.税制上の優遇規定が設けられている。
登録免許税、不動産取得税、固定資産税、法人税等が非課税措置とされています。
宗教法人の設立要件
1.宗教団体に、専任の聖職者がいる。
2.信者が相当数存在する。
3.財産目録、収支計算書、議事録、信者名簿が適正に作成されている。
4.境内地および境内建物が分離独立した、当該団体自身の所有である。
2.信者が相当数存在する。
3.財産目録、収支計算書、議事録、信者名簿が適正に作成されている。
4.境内地および境内建物が分離独立した、当該団体自身の所有である。
【株式会社】 最もポピュラーな設立形態です。 |
【合同会社】 初期コストを抑えた設立形態です。 |
【NPO法人】 資本金0円、法定費用0円で法人設立が可能です。 |
【医療法人】 医療法の規定に基づく設立形態です。 |
【社会福祉法人】 社会福祉法の規定に基づく設立形態です。 |
【一般社団法人】 公益・共益・営利を目的として人が集まって法人格を取得する設立形態です。 |
【一般財団法人】 公益・共益・営利を目的として、財産を中心に成立する設立形態です。 |
【学校法人】 私立学校法に基づき私立学校の設置・運営を目的とした設立形態です。 |
【宗教法人】 宗教法人法の規定に基づいて法人格を持った宗教団体です。 |