株式会社S
私は、アジアとアメリカへの輸出業を行っています。
消費税の還付を受けるため、税務調査が定期的に行われるのですが、以前お願いしていた税理士の先生は、税務署から言われるがままで、税務調査のたびに追加の税金を多く納めていました。
知り合いに相談したところ、輸出業務を扱っている税理士を紹介してあげるとの事で、松尾先生を紹介してもらいました。
事務所まで相談にお伺いに行くと、予想もしていないお話に正直驚きました。
「社長のお話だけでは、その修正申告が正しいのか誤っているのかはわかりません。無責任に耳触りの良いことを言うのは簡単ですが、仮に、顧問契約を結んでいただいたとしても、根本をきちんとしていないと、結果は同じことになります。
今の顧問税理士が、税務署の言われるがまま、と仰りますが、それは反論の余地がないのかもしれません。
そもそも論として、見解の相違は多少は生じてきますが、調査のたびに多額の税額が発生するのは、会計の段階からきちんと対策を練っていないからであるとも思われます。
調査が終わった後に、反省会等を開いて、今後の対策などをきちんと話し合っていますか?」
私は、「自分なら税務調査での追加納付はありません」とのお言葉を期待していただけに、びっくりしました。
しかし、正直にお話しいただいて、上辺だけの対策を練るのではない、との理解をしました。
よくよく考えた末、松尾先生に顧問を依頼することにいたしました。
初めは、取引内容やお金の流れ、契約の仕方などを一から聞かれ、まとめられていました。
会社と先生の間で共通のルールを創ると仰り、以前に比べて業務もかなりスムーズにいっていると思われます。
先生に変わってから税務調査はまだ来ていませんが、結構密に話し合いましたので、十分に対策がとれていることと期待しています。
また、当社は外国企業との取引が殆どですので、書類が英文になっていますが、いちいち翻訳せずとも、先生にそのままお見せするだけでご理解していただけるので、これについても助かっています。
今後ともよろしくお願いいたします。